接着ツール ホットボンド、グルーガンを考える【100均で充分?】

テレビなどでも紹介される事が増え、100均の良品として認識されるようになったグルーガン。
早く強く接着できるツールとしておなじみになりつつありますが、このグルーガンを紹介します…と言いたいところですが、これに関しては一考してから紹介させて頂きます。

グルーガンも数種類使ってきましたが、結論から言うと、100均で売っているグルーガンで良いのではないか、と思っています。
というのも、確かに100均のグルーガンに細かい不満は沢山ありますが

・接着力自体は大差無い
・その不満を解消するためにはハイエンドクラスのグルーガンが必要

といった印象が強いからです。
グルーガンは、最近の100均の常套手段になっている、100円商品ではないカテゴリーではありますが、それでも安く手に入ります。
では、ここに少し上乗せすれば100均グルーガンで不満に思っている事が解消されたかというと、黒追の感覚としてはあまりそう思えませんでした。結局、プロが集まる工場で使われるような、かなりのお金を払うであろうグルーガンを借りた時に、これなら良いなと感じたくらいなので、過程のDIYくらいで使う頻度なら100均グルーガンでも良いのかな、と感じたわけです。
それよりもむしろ、グルーガンを使うのであればグルースティックに注目してあげた方が良いです。極論、グルーガンはグルースティックを溶かす熱量さえ出せれば何でも良い、とも言えてしまうわけですが、グルースティックを本体と同じ100均で買ってきてしまうと、強く綺麗に接着するためには一手間二手間かかってきます。一応、100均グルースティックでも車外装に関わる接着で2年脱落しませんでしたが、お世辞にも良い物とは言えなかったなと記憶しています。

WORKPRO グルースティック グルーガン用スティック 200本 φ7mm*100mm 透明 ホットメルト 強力粘着 速乾 無臭 環境に優しい グルーガン ホットボンドガン ピタガン替え用 接着剤 家庭補修 DIY趣味 手芸 木工用 ホットグルースティック
100均のグルースティックからするとかなり高く感じられますが、本数が多いので単価にすると意外と大差では無かったりします。
グルースティックを選ぶ時は、無臭である事と、(何か用途が明確である時を除いて)透明である事を確認するのが大切だと考えています。安いグルースティックだと、透明では無くホワイトである事が多く、これが使ってみると意外と目立って格好良く無かったりします。接着するものが決まっていて、この色で接着すると決まっている時以外は、クリアタイプを使うのが無難でしょう。

また、グルーガン本体にある程度コストをかけたい上級者の方であれば…
ボッシュ(BOSCH) コードレスグルーガン (グルースティッククリア4本標準付属・充電器付) GLUEPEN
これくらいの物を検討しないと、あまり大きな恩恵は受けられないかと思います。


また、一般的な直径7mmのスティックでは無く、11.5mmスティックという選択肢があるのであれば、白光(HAKKO) ホビー向けメルター スティックタイプ用 805-1
こちらはかなりおすすめです。ただし、繰り返しになりますがグルースティックが11.5mmですので、ちょっとなくなったから近くのホームセンターに、では下手すると手に入らない可能性もあります。その点はご留意ください。

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