DIYを楽しんでいる皆さんは、DIYのメリットデメリットを良くご存知かと思いますが、これからDIYにチャレンジしてみようと思っている方にとっては、稀に誤解に近い認識をされている方を見かける事があります。
ここでは、DIYで何かを作るメリットとデメリットを、ざっくり簡単にお伝えしてみます。
・DIYのメリット
DIYの最大のメリットは、市販品で叶えられない要素を叶えられる可能性を秘めていることです。
普段、何かしらの物を使っていて・・・
もう少しここがこうなれば使いやすいのにな、こんな事が出来たらもっと便利なのにな、こんなデザインになっていたら格好良い・かわいいのにな。
そんな風に思う機会は、いっぱいあると思います。黒追もわがままなので、今もそんな機会が尽きませんw
その希望を、一番忠実に叶えられるのは、やはり自分で作ってしまう事になります。
モノ、空間、時間など、作ろうとする幅は広いですが、作る事に成功したら、やはり自分の望みを自分で叶えている事なので、とってもしっくり来ます。
稀に、売っている物でもそんなジャストフィット感を得られる時はありますが、やはりそんなに多く無いんですよね。
多かれ少なかれ、どこか妥協している部分があって、妥協に納得しているから気にならない、となるケースが多いです。
DIYのメリットは、そのジャストフィットを叶える事です。
また、技術や知識を得られると言った点も大きな魅力です。
今までなら、壊れたら修理に出したり買い替えたりしていたモノがあったとして。
DIYで似たようなモノを作った経験があると、あれ・・・これ直せるんじゃないかな?
そんな風に感じる事が多くなりますし、実際直せるケースが増えます。
ちょっとした修理、調整などが怖くなくなる知識と経験が得られるのも、DIYの魅力ですね。
一部多い誤解として、安く付くから、と言ったお話をよく聞きますが、これは一概には言えない時代になっています。
例えば100円ショップなど、世の中には良い品を安く提供する場や機会が昔より増えています。
極論、モノで言えば品質に妥協点がある場合、コストは買った方が抑えられます。
また、時間さえかけて探せば、品質も一定ラインは保ったままコストを抑える事も難しくない時代です。
個人レベルの小ロットで、ラインナップの組み合わせでオリジナル感を出し、なおかつギリギリのコストで販売する。
BTOを始めとした販売形態も随分とメジャーになりました。
コストカットも副次的に得られる要素として考えるのは良いと思います。
コストカットを、メインの要素として考えると、DIYは意外としんどくなる時代です。
・DIYのデメリット
DIYは、時間と手間がかかります。最大のデメリットはそれになります。
その時間と手間も楽しむ事も、DIYの醍醐味なので、好きな方にはむしろメリットです。
しかし、簡単に手早く理想の物を作るとなると、それなりの技術や経験は必要となります。
それらを得るまでには、沢山失敗します。失敗作は、場合によっては全てゴミになってしまいます。
ある所では簡単そうに作っていたモノも、最初は1日2日で出来るわけでは無いかもしれません。
先にも書きましたが、それも含めて楽しみの範疇であるのがDIYです。
もし、時間が惜しい、手間が惜しい、すぐに確実な物が欲しい。技術は今のところ要らない。
そういった感覚があるのであれば、今はDIYにチャレンジする時では無いのかもしれません。
色々理屈はこねましたが、最終的にDIY楽しいですよ、と言う事ですw
コメント